本格木造住宅が建ち上がるまで(建て方編)

木造建て方編

土台伏せ・・・土台の材料としてローコスト住宅によく使われているヘムロック実は米栂のことです、米栂は強度が弱く腐敗しやすい材料です。今後三恵住宅建設株式は本格木造住宅の構造材としてヘムロックは一切使用しません。やはり土台は耐久性が高い、米ひば・檜・栗などの材料が適しています。下の写真は栗の5寸角が使われた土台伏せ。

1階床組・・・耐久性区分D1の太い檜と栗で井桁上に堅固に組まれた床組。

床下断熱材敷き込み・・・押し出し法ポリスチレンフォームの2倍の断熱性能のフェノバボードの敷き込み完了、冬期の冷気もこれでシャットアウト。専用の気密テープを貼り気密性能もも確保。

1階床に24㎜の厚物合板を敷き詰めることで床が非常にしっかりしてきます。

建て方材料の搬入・・・1尺の太さの大黒柱、7寸の太さの通し柱、構造計算上欠かせることができない丸太の梁や5寸の管柱など材料の搬入

1階部分を重い材料のため普通では考えられない大きな10tクレーンを使って建て込んでいきます。

2階の床も1階床と同様に井桁上に堅固に組んでいきます。構造計算の結果、ところどころに太い丸太梁が入ります。

2階の床にも24㎜の厚物合板を貼り、1階の床と壁とを合わせて六面体で剛性を固めた変形しにくい構造となります。

2階部分の建て込み。

2階の小屋部分も1階床や2階の床と同様に井桁状に堅固に組んでいきます。

普通ほとんどの住宅では行われない2階の小屋部分にも24㎜の厚物合板を貼り1階床・2階床・2階小屋組みと3層構造の硬い水平面を構成していきます。

最後に2階の屋根の建て込みに移っていきます。

建て方完了、構造計算に裏打ちされた太い材料と丸太梁に強固な高倍率の耐力壁と3層の床構造が震度7の地震に余裕で耐える木組みが完成します。