本格木造住宅が建ち上がるまで(基礎編)

基礎工事

地盤について問題がなかったり、適切な補強工事の後は基礎着工へと移ります。

掘方・・・重機と手掘りで基礎下の形状を形作ります。

砕石地業・・・砕石を敷きランマーで振動を与えながら締め固めることで均質な頑丈な地盤を形成していきます。

防湿シート敷き・・・ベタ基礎のコンクリートの水分が砕石を通して地面に浸透し失われるとコンクリートが劣化します。そうならないように防湿シートを敷き込みます。

ベース筋配筋・・・ベース区画の広さとそのベース区画に掛る建物の重量と地反力から割り出された鉄筋の太さとピッチでベース筋を配置していきます。

左はD13㎜鉄筋を150㎜ピッチ、右はD13㎜鉄筋を200㎜ピッチで縦横に配置されている例です。

立上り鉄筋組み・・・許容応力度計算により計算された結果をもとに立上りの鉄筋を組んでいきます。場合によってはD19㎜(19㎜の異形鉄筋)を数本入れなければならない場合があります。
上筋にD19‐2(19㎜の異形鉄筋2本)下筋にD16-2(16㎜の異形鉄筋2本)配筋しなければならない例

鉄筋の品質監理・・・鉄筋は炭素の含有量で硬さや強度が決まります。構造計算ではその規格を設定し配筋の算出が行われます。それを正しく管理するため納品された鉄筋には品質を明記したミルシートというものが有ります。基礎工事の際には業者にミルシートの提出を求め品質のチェックをしています。

ミルシート

コンクリート打設・・・鉄筋が組み終わったら、建設性能評価の配筋検査を受けます。鉄筋の位置や太さ本数やピッチなどを細かくチェックされ、検査に合格すればいよいよコンクリートを流し込んでいきます。


三恵住宅建設株式会社では、立ち上がり基礎は一般的な高さ550㎜よりも200㎜高い750㎜とすることで、立ち上がり基礎の強度を高める同時に床下の点検や設備配管の更新等のメンテナンスの容易性を高め床下の高さを600㎜確保しています。

コンクリートの品質監理・・・鉄筋コンクリートの基礎は鉄筋と同様にコンクリートの品質管理が大事です。コンクリートは圧縮強度やコンクリートの柔らかさを表すスランプ、セメントと水の割合を表す水セメント比、混ぜる砂利の品質(骨材品質)・鉄筋の錆に関係する塩分濃度等の品質の管理がとっても重要です。そのため業者より納品される生コンの配合計書を出してもらい品質管理をしています。

さあ、いよいよ木組みの建て方に移っていきます。ご覧になるにはここをクリックして下さい。